犬の花粉症ってあるの?

日本人の約20%が花粉症だといわれていますが、最近では、犬の花粉症も急増しているようです。人間の花粉症の原因は、主にスギ、ヒノキが多いのですが、犬の花粉症のアレルギーの原因は、ブタクサなどの雑草が原因となっているようです。またスギ、ヒノキの花粉が2〜4月に飛散するのに比べて、ブタクサなどの花粉の飛散時期は5〜8月、犬の花粉症のピークとなっています。また、犬の花粉症の症状は、人間のようにクシャミや鼻づまり、鼻水といったものではなく、犬の場合は目や鼻の粘膜にあらわれたり、皮膚のかゆみとして現れれます。皮膚のかゆみから、全身が皮膚炎になってしまうことや、皮膚の痒さから掻き続けて、膿んでしまい炎症をおこしてしまうこともあるようです。人間も大変な花粉症ですが、犬にとっても花粉症は大変のようです。

ワンちゃんの花粉症対策はどうすればいいの

犬の花粉症の対策としては、
1、犬のお散歩は花粉の飛散の多い時間帯を避けましょう。一般的に一日の中でいちばん花粉が多く飛散するのは日中12時半頃で、その次に夕方の6時前後が多くなるといわれています。また、雨の日の翌日は、雨で落ちた花粉が乾いて再び飛散するので、飛散量が多くなるといわれています。
2、お散歩の時は外用の服を着せて花粉がつくのを出来るだけ防ぎましょう。
3、散歩から帰ったら、濡れタオル等で体を拭いて花粉を落としてあげましょう。また、花粉が付きやすい顔や手、足は特に念入りに拭いてあげるといいでしょう。
4、こまめにブラッシングやシャワーを行いましょう。ただ、シャンプーのしすぎは、皮膚炎やストレスの原因にもなるので注意してください。
5、花粉飛散の多い時は窓・戸を閉めて花粉の侵入を防ぎましょう。
6、犬が花粉症かとおもったら、早めに動物病院にいって調べてもらいましょう。

犬の花粉症(アレルギー)の検査方法は?

愛犬の花粉症の検査方法は、アレルギー血液検査がオススメです。この検査は、アレルギーを起こすアレルゲンの種類と重症度を血液で検査することができます。92種類のアレルゲンの中から一つ一つ、愛犬がどのアレルゲンをもっているかを特定することができます。アレルギー検査を受けにきたペット達の多くは、25〜35種類のアレルゲンをもっているようです。花粉、真菌、ハウスダスト、タオルなどの素材など・・日常生活の中でのほとんどのアレルゲンを特定することができるようです。アレルゲンが花粉の場合は、どの時期にひどくなるか、あらかじめ予測も立つので事前に愛犬の花粉予防ができます。アレルギー検査の費用(料金)のほうは、2万〜5万円ぐらいまでいろいろのようですが、検査を米国に送ってするものは、検査結果がでるまで2週間ほどかかりますが、費用は比較的安価のようです。アレルギー検査を通して、いろんなアドバイスなども受けることができるので、愛犬が花粉症かな?と思ったときには、動物病院にいってみましょう。

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